今、学んでいること(続き)・・・・
俳優に必要な本当の感情は、深層心理の領域にある潜在的な感情である。
日常的なレベルの自分を意識して受け入れていくと、段々と心が鍛えられ、潜在意識レベルの強い感情を受け入れられる心の準備が整っていく。現在の自分の感情があるがままに感じられることは、自分の性格や価値観、思考や偏見を客観的に観察できるようになるということだ。
日常的なレベルの自分を意識して受け入れていくと、段々と心が鍛えられ、潜在意識レベルの強い感情を受け入れられる心の準備が整っていく。現在の自分の感情があるがままに感じられることは、自分の性格や価値観、思考や偏見を客観的に観察できるようになるということだ。
感情的になりながらも冷静に観察している自分がはっきりと自覚されてくる。
自分の思考と感情を観察する姿勢は、取りも直さず人間理解への道である。
他人を演じるには、まず自分という人間を理解すること。
「感情の解放」 角川学芸出版より抜粋 著者ミユキ・ヒラノ